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Vol.082
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『たった10万円で米国起業し億万長者になる方法』
〜米国小資本起業の成功を考えるメルマガ〜
関連サイト http://www.markresearch.com/
発行日:2014/9/28 第82号
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皆さん、こんにちは。
マークリサーチの柴田です。
空高く美しい日々が続いています。
円安で少々懐が寂しい今日この頃です。
さて、本日の情報は、
■米国での酒類(アルコール飲料)取扱について
■商号作成のヒント(今から起業する人向け)
の2つです。
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■ 米国での酒類(アルコール飲料)取扱について
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ジェトロの調査によると、米国における日本食レストラン数は
年々増加しており、2010年は10年前の2.3倍の1万4千軒、また、日本酒の
米国輸入量も2013年は金額ベースで10年前の2.3倍に達しているとのことです。
米国で日本食レストランを開業し、日本酒・日本製ビール等酒類の提供を
を考えている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、米国の酒類取扱規制についての情報です。
◆酒類販売制度の概要
小売業者等に販売する卸売業を営む場合は、まず、
連邦政府財務省アルコールタバコ銃火器管理局(TTB)
http://www.ttb.gov/
より基本免許(Basic Permit)を取得する必要があります。
レストランや酒店などの小売業を営む場合は、
連邦政府の免許は必要なく州の免許のみを取得します。
◆州の酒類取扱免許取得について
卸売業・小売業の両方とも州の酒類取扱免許が必要です。
なお、州により取得方法・規則が大きく異なりますので、
事業を行なう州で弁護士等に最新情報をご確認願います。
ここでは、ハワイ州を例に概略を説明します。
1. 酒類取扱免許申込書を市郡のリカーコミッション(酒類委員会)
に提出する。(料金:申請料250ドル+仮免許料:種類による)
2. 財務証明書、無犯罪履歴証明書、株主名簿、ゾーニング証明書、
建築間取り図面、地価マップ、等の資料を追加提出する。
3. ネイバーフード・ボード(地区委員会)、
店舗から半径500フィートの登録有権者に通知書を郵送する。
4. 新聞に公聴会の公告を掲載する。(料金:2,000ドル以上)
5. 2回の公聴会に出席する。2回目は反対意見の場を設ける。
6. リカーコミッションが承認すれば免許交付となる。
リカーコミッションでは申請から免許交付までを3〜4か月間と
していますが、実際には半年〜1年間かかることもあります。
なお、ハワイ州では酒類取扱免許付き物件の引き継ぎが認められており、
不動産業者を介し売買されています。
引き継ぎであれば、手続きや期間の軽減が見込めます。
ただし、引き継ぎが承認されないケースもありますので、
必ず弁護士に相談しながら進めることをおすすめします。
また、因みに、ニューヨーク州では個人・法人から他者への免許移転が
認められておらず、必ず新規申請となります。
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■ 商号作成のヒント(今から起業する人向け)
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法人設立は、自分とは別の人格(法人格)をもう一つ作ることです。
これから一緒に歩むバディー(相棒)であり、万一の時は、
他者に取締役を譲れば、独立して他の人生(?)を歩むこともできます。
法人の呼び名となる商号は、なるべく気に入った名前にしたいものです。
また、他者に覚えてもらうよう、なるべく短い商号が好まれるようです。
法人設立時に、単語1語(末尾の「Inc.」等の末尾は除きます)の希望を
よく目にしますが、類似商号となり使用できない例が少なくありません。
残念ながら、我々が良く知っている英単語は既に使用されていることが
多くなっています。特に単語1語は大変厳しい状況です。
そこで提案したいのは、複数の語を組み合わせたり、
短縮させてつくった造語です。以下は、大企業の例です。
・マイクロソフト:
「マイクロ・コンピュータ」と「ソフトウェア」の組み合わせ
・ナビスコ:
「ナショナル・ビスケット」の短縮形
・ニコン:
「ニッポン・コウガク」の短縮形
・ブリジストン:
創業者の「石橋」→「ブリッジ・オブ・ストーン」の短縮形
・スプリント(ソフトバンクが買収した携帯会社):
「サザン・パシフィック・レールロード・インターナル・コミュニケーションズ」
の短縮形だそうです。
・ボーダフォン:
「ボイス」「データ」「テレフォン」の短縮形
結構多くの大企業が造語を使用しているのが分かりますね。
あなたも、世界で唯一の商号を考えてみてはいかがでしょうか?
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<ご注意>
当メルマガの目的は一般情報の提供であり、個別の案件に対しアドバイス
するものではございません。
個別の案件につきましては各専門家にご相談ください。
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発行人: マークリサーチ有限会社
米国起業コンサルタント 柴田マーク
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