アメリカの会社登記制度は、原則としてオフィサーの登記を義務付けています。
オフィサーとは直訳すると役員ですが、取締役会により選任され会社の業務執行を
代理して実行に移す役職です。
代表的かつ伝統的なオフィサーの役職名として以下の4役があります。
- President(社長)
- Vice President(副社長)
- Secretary(秘書)
- Treasurer(会計役)
しかし、デラウェア州・ハワイ州を含む多くの州においては、上記の役職名に
かかわらず、会社は任意に役職名を決定することができます。
昨今のアメリカの大企業では、必ずしも業務執行の最高責任者の役職名に
Presidentを用いずCEO(Chief Execitve Officer)と呼ばれることが多くなっています。
<<CEOとPresidentの違いは何でしょうか?>>
明確な定義はありませんが、解釈の一例として次のように表すことができます。
●CEO
中長期的な経営・事業計画を策定し実行に移す最高責任者であり、
オフィサーを代表し取締役会もしくは経営陣と話し合う権限を持つ。
●President
短期的または日々の経営・事業計画を策定し実行に移す責任者であり、
上席にCEOが設定されている場合は、CEOに報告する義務を負う。
<ご注意>
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個別の案件に対しアドバイスするものではございません。
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