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日本から10分で米国法人口座開設!新興マーキュリー銀行(Mercury )の魅力

新しいアメリカの銀行法人口座開設方法

アメリカで起業する際、最初の大きな問題は銀行法人口座の開設でしょう。金融犯罪防止の観点から、役員が現地の銀行支店に出向き、厳しい審査を経て口座を開設する必要があります。そのため、アメリカへの渡航が必要であり、多くの書類を準備する必要がありました。これらの手続きは非常に労力がかかりました。

しかし、新興のフィンテック企業「マーキュリー(Mercury)」は、この状況を大きく変えました。日本にいながら、わずか10分(公式サイトによる)でスタートアップ企業の法人口座を開設することが可能です。さらに、アメリカに事務所がある証明も不要で、役員が海外居住でも問題ありません。これは、日本から進出する企業にとって、従来の銀行口座開設手続きと比較して圧倒的に簡便です。

マーキュリーは、伝統的な銀行とは異なり、日本のネット銀行のように店舗を持たず、使いやすいWebサイトとモバイルアプリを提供しています。ただし、マーキュリー自体は銀行ではありません。預金は伝統的なパートナー銀行が保全し、マーキュリーはオンラインでの顧客インターフェイスを提供しています。

これまで、送金事業者のWiseを使用して受け取り口座を開設する方法もありましたが、その口座は本来の銀行口座とは異なり、連邦税電子納付システム(EFTPS)に使用できず、顧客からの小切手や税金還付の小切手を入金できないなどの問題がありました。

マーキュリーで開設した口座は、伝統的なパートナー銀行の口座番号が付与されます。従って、EFTPSの登録や小切手の入出金も可能です。また、国際ブランドのMaster Cardが利用できるデビットカードも発行され、オンラインおよび実店舗でのクレジットカード決済も可能です。

さらに、口座の維持に月額料金や最低残高要件はなく、国内送金はアプリで簡単に行えます。この口座とWiseを組み合わせれば、海外送金もアプリ上で簡単に行えます。

フィンテック企業が運営するサービスですが、預金保全はFDIC(連邦預金保険公社)に加盟しているパートナー銀行が行います。そのため、パートナーの銀行名義で銀行口座番号が与えられ、入出金が可能です。また、EFTPSや小切手の入金も問題なく行えます。

メリットのまとめ

  • 米国渡航不要: 日本からオンラインで簡単に口座開設が可能。
  • 迅速な手続き: アカウント開設は最短10分で完了(状況により異なる)。
  • 低コスト: 月額料金や最低残高要件がない。
  • 高機能: APIアクセスや多様なデジタルツールと連携可能。
  • 安全性: 預金はFDIC保険で最大500万ドルまで保護。
  • 利便性: Master Cardデビットカードの発行とオンライン決済が可能。

デメリット

  • 現金の入出金: 主に現金を扱うビジネスには不向き。
  • 問い合わせ: 銀行支店がないため、問い合わせはオンラインに限られる。

実際の口座開設体験

当方がマーキュリーの法人口座開設を試みた結果、わずか10分とは言わないまでも、2日間で口座開設に成功しました。

申し込みに必要な書類と条件:

  1. 必要な書類
    • 会社設立証明書(Certificate of Incorporation / Formationなど)
    • 雇用者識別番号(EIN)(CP575, CP147c Letter, EIN取得時のIRSサイトのページ画面など)
    • 会社の運営契約書または付属定款(Operating Agreement / Bylaws)
    • 主要な役員の身分証明書(パスポートなど)
  2. 条件
    • アメリカ国内で登記された法人であること
    • 申請者は会社の代表者であること(日本居住者でも問題なし)
    • 会社の主要な業務が違法な活動でないこと

申し込み後に、より詳しい事業内容とライセンス証明書のアップロードが追加で求められましたが、それでも非常に迅速でした。
追加の書類をアップロードした数分後に、口座開設が完了し、デビットカードの発送通知と入出金用の銀行名と口座番号が記載されたメールが届きました。

当社にご依頼いただければ、法人登記は最短1業務日で可能です(州により異なります。追加料金が必要)。これにより、法人登記1日+口座開設1日というスピード感も実現できるかもしれません(すべてが上手くいった場合ですので、実際にはもう少し余裕が必要です)。

まとめ

マーキュリーは、アメリカで法人銀行口座を開設する際に非常に便利な選択肢です。特に、キャッシュレスでビジネスを展開する新しい企業に向いています。

さらに、米国法人設立後すぐに銀行口座を開設できる点は非常に画期的です。現地に出向く必要がないため、ビジネス展開がスムーズに進みます。この後、実際の事業取引に支障がないかなどの検証を進め、またご連絡いたします。

※現在当社には、この銀行口座開設をサポートする余力がありません。また、すべての業種で口座開設が可能かの検証は行っておりませんし、この企業の将来性について保証することはできません。口座開設はすべてご自身(御社)の責任においてお願いします。

マーキュリーのサイト https://mercury.com/

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更新日:2024-07-29

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