米国現地で宣誓供述書の公証手続きを行なおうとした場合、口座をお持ちの銀行に依頼することが多いのですが、UPSストアの利用も手軽ですのでご紹介します。
UPSストアは全米に4300店舗以上を展開するフランチャイズチェーンで、ビジネス版のコンビニと言ってもよいでしょう。
今回、ハワイ滞在中に公証手続きを行なってみましたので、その詳細を記載します。
ハワイ・ワイキキのUPSストア
- UPSストアのサイトを開き、近くの店舗を検索します。http://www.theupsstore.com/
にアクセスし、「Find a Location」に滞在している郵便番号「96815」を入力します。
ホノルル近郊の10店舗が検索されます。 - 公証サービスを行なっていることを確認します。近くの店舗を選択し、「Visit Website」で詳細を表示します。
「Additional Products and Services」の欄に「Notary Services」とあれば公証サービスを行なっています。 - 店舗に出向きます。まず、ワイキキのアウトリガー・オン・ザ・ビーチ1階の店舗に出向いてみました。
公証サービスを利用したい旨を伝えます。(「ノータリー・サービス・プリーズ」でOKです)すると、今日は彼女(多分、公証人のこと)がいないので、来週月曜日に来てね ということでした。週のうちどの頻度で彼女(?)が来るのか尋ねると、月・火・金曜とのこと。次にエンバシー・スイート・ホテル1階の店舗に行ってみました。
そうすると、今日はいないので明日の営業時間に来てね、とのこと。
そして、パルマ・マーケットの店舗に行けば、今日でも公証可能と教えてくれました。どうも、複数店舗を持ち回りで担当しているようです。
- 公証手続きを行ないます。ワイキキから車で約5分のパルマ・マーケットに向かいます。
マーケットの2階にUPSストアがありました。公証サービスを利用したい旨を若い店員さんに伝えると、「OK, OK」と言って座るように勧めてくれました。
宣誓供述書(英文)を差し出すと、公証記録簿を取り出し文書種類や日付を記入しました。どうやら、この店員さんが公証人資格を持っているようです。
「I.Dを見せてください」とのことなので、パスポートを提出し公証人の面前で宣誓供述書に日付とサインを記入しました。その後、公証人がスタンプを数箇所に押しサインを入れて終わりです。
特に英文を読み上げるようなことは無く、所要時間はおよそ3分でした。
また、料金は、15ドル+消費税でした。思っていたよりも、随分と簡単に公証手続きを終えました。
公証スタンプとサイン
更新日:2017-06-16